2021年10月号Vol.344

・令和3年度「買取米」買取価格決定
・ニュース&トピックス
・特集1:進めよう!国消国産
・キラッとレシピ動画配信中
・相続相談サポート
・この人を訪ねて
・くらし女性部
・私の味自慢
・みんなのひろば
・特集2:毎日の食卓に!小豆大研究
・筑志会
・季節を詠む
・おたより
・インフォメーションボックス
・旅のご案内

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桜川市の小・中学校へアクリルパーティションを寄贈

 JA北つくば真壁・大和・岩瀬支店は13日、桜川市真壁町飯塚の市役所真壁庁舎で、同市内の小・中学校へ飛沫(ひまつ)感染防止用アクリルパーティションを寄贈する贈呈式を開きました。同市教育委員会の稲川善成教育長やJAの古澤諭組合長、同市役所職員、JAの支店長ら3人が参加しました。この取り組みは、地域貢献活動の一環として、新型コロナウイルス感染予防のため、子供たちが安心して生活できる環境をつくり、学校や地域住民、JAとのつながりを深めることを目的に行いました。

 贈呈式で稲川教育長は、「子供たちの安全・安心を支えていただき大変ありがたく思う。このアクリルパーティションを有効活用し、これからも健全育成に努めていく」と感謝を述べていました。

 寄贈品は、飛沫防止L字型卓上アクリルパーティション69セットを、同市の小・中学校13校へ同3支店のJA職員が、後日それぞれの学校へ配布します。

 古澤組合長は、「新型コロナウイルス感染症には、これからも注意を払い対策を取っていかなければならない。地域の組織として、安心して学校生活が送れるようJAでも支援していきたい」と話しました。

JAでは、昨年12月にも同市内の小・中学校へ新型コロナウイルス感染予防のため、アルコール消毒液とハンドソープを寄贈する取り組みを行います。

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こだま西瓜部会青年部を設立

 

 JA北つくばこだま西瓜部会青年部は12日、筑西市上星谷のJA北つくば協和支店で、同青年部の設立総会を開きました。JAこだま西瓜部会の役員や同青年部員、JAの古澤諭組合長、行政、JA職員ら31人が参加。同青年部の設立にあたり4議案を提案審議し、規約や役員の承認、令和4年度の活動計画について原案通り可決しました。

 同青年部は、栽培に関する知識や技術の習得、情報交換等を通じ経営の合理化、生産性と品質の向上を図るとともに、相互の親睦と地域農業の振興を促進することが目的。同部会は、筑西市(協和・明野地区)と桜川市(大和・真壁地区)の生産者143人が所属しており、広範囲で若手生産者が集う組織がなかったことから、設立に向け今年3月に準備委員会を立ち上げました。生産者やJA北つくば東部営農経済センター営農課の職員らで協議を重ね提案し、同部会の下部組織として設立を迎えました。

 同部会の大久保修一部会長は、「今シーズンのこだまスイカは、20年ぶりに10億円を突破した。これからもみなさんには、期待し頼りにしている。様々な活動に参加し、新しい風を部会に吹き込んでほしい」とあいさつ。古澤組合長は、「こだまスイカの一大産地となった若手生産者のみなさんは、とても生き生きしている。みなさんの活躍を期待している」と激励の言葉を贈りました。

総会で同青年部の部長に任命された野口真一さんは、「青年部員が一丸となり、これからこだま西瓜部会を盛り上げていきたいと思う。みなさんの協力をお願いしたい」と意気込みを語っていました。

同青年部は、45歳以下の生産者22人で構成され、講習会や視察研修、消費宣伝の他、地元の保育園や幼稚園への食育活動などに取り組みます。また、昨年12月に設立した、北つくば農協東部生産部会連絡会の会員として、持続可能な農業の確立に向けた活動にも参画していきます。

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結城のレタス品質良好。出荷量にも期待

 

 JA北つくば結城園芸部会レタス部は4日、結城市の江川多目的集会施設で、令和3年産秋冬レタス・サニー・カール統一目ぞろえ会を開きました。生産者、JA、行政、市場関係者ら約60人が参加し、本格的な出荷を前に規格の統一を図りました。今年度は、9月下旬から出荷が始まり、台風等による被害もなく、天候に恵まれたことから順調に生育し、品質は良好で例年を上回る出荷量が期待できます。
 同部の小川栄部長は「今年は例年になく、好調な出荷スタートとなった。目ぞろえ会でしっかり規格を確認して、より良いレタスを出荷してほしい」と部員らに呼び掛けました。
目ぞろえ会では、JA全農いばらき担当者が、販売情勢や他産地情勢を説明。市場担当者らは、サンプルのレタスをそれぞれ規格ごとに選別し、適期収穫を心掛けることや外葉の付け過ぎに注意して綺麗に箱詰めすることなどを申し合わせました。市場担当者は、「今年の結城のレタスは、出荷スタート時から全体的に品質が良い。最後までこの品質を維持し、選果選別の徹底をお願いしたい」と強調していました。生産者らはレタスを手に取り、話し合いながら出荷規格を確認しました。
 JA管内の結城市は県を代表するレタス産地の一つで、県の銘柄産地にも指定される。同部は生産者110人が約90㌶で秋冬レタスを栽培。出荷は11月まで続き、今年度は出荷数量35万㌜(レタス1㌜7㌔~9.5㌔、リーフ1㌜4.5㌔)を見込み、販売金額5億円を目指しています。

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2021年9月号Vol.343

・令和3年度「新型コロナウイルス」感染拡大防止に伴うイベント等中止のお知らせ
・ニュース&トピックス
・相続相談サポート
・JA北つくば地域貢献活動
・この人を訪ねて
・くらし女性部
・私の味自慢
・みんなのひろば
・特集:天気予報で季節を感じよう 気象用語の風物詩
・季節を詠む
・おたより
・インフォメーションボックス
・農業災害資金(新型コロナウイルス)のご案内
・旅のご案内

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当組合における新型コロナウイルス感染者の発生について

 当組合において、9月3日(金)結城南支店に勤務する職員1名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。

 当組合では、組合員・利用者の皆さまと職員の安全を最優先に考え、保健所等の指導のもと、関係機関と連携して、感染拡大防止に努めてまいります。

詳細につきましては、添付ファイルをご確認下さい。

 

当組合における新型コロナウイルス感染者の発生について(PDFファイル)

貯金規定および国債・投信窓販約款の一部改正(事前のご案内)について

 未利用口座管理手数料の導入に伴い、2021年10月01日(金)付で貯金規定および国債・投信窓販約款の一部改正を実施いたします。

 改正内容の詳細等につきましては、信用事業定型約款ページの該当する約款の変更履歴に掲載の新旧対象表および改正後規定・約款をご参照ください。

信用事業定型約款ページはこちらから

JAネットバンクサービス及びATM等の一時利用停止について

JAネットバンクサービス、JAバンクアプリ、法人JAネットバンクサービス、ペイジー口座振替受付サービス、デビットカード取引、ATM(提携ATM含む)につきまして、システムメンテナンスのため一時的にご利用いただなくなりますのでお知らせします。

 

お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申しあげます。

 

利用停止となる日時等詳しくは添付ファイルをご確認下さい。

各種サービス利用時間の変更について

未利用口座管理手数料の導入について

当組合では長期間ご利用の無い口座が犯罪で不正利用されることの防止及びサービス維持向上の観点から、2021年10月1日以降に開設されたすべての普通貯金口座(総合口座を含む)および貯蓄貯金口座を適用対象(※)として「未利用口座管理手数料」を新設させていただくこととなりましたのでお知らせします。

※本手数料は2021年9月30日以前に開設された全ての普通貯金口座(総合口座を含む)および貯蓄貯金口座は対象外です。

 

詳しくは添付ファイルをご確認下さい。

梨「豊水」品質・数量ともに良好

  

 JA北つくば関城梨部会は20日、筑西市舟生にあるマル舟梨出荷組合の集出荷場で、梨「豊水」の目ぞろえ会を開きました。生産者やJA担当職員33人が参加し、出荷を前に規格の統一を図りました。今年度は、4月の開花時期が早まったことから、昨年よりも5日程度出荷が早まり、22日から出荷が始まります。天候にも恵まれ、心配された台風等の被害もなく、品質は良好で出荷量も期待でき、多汁で甘味が強くきめ細かい食感の「豊水」に仕上がりました。

 同部会の倉持保部会長は、「幸水の出荷も無事終わり、単価・数量ともに良い販売ができた。豊水についても、市場や消費者にアピールできるよう、選果選別を徹底して良質な梨を出荷してほしい」と部会員らに呼び掛けていました。

 目ぞろえ会では、倉持部会長と小幡洋治生産部長がサンプルの梨を手に取り、出荷時の色合いや形状、傷などを確認。生産者同士話し合いながら、出荷規格の統一を図りました。

同部会は、生産者個人で選果選別と箱詰め作業を行っています。出荷期間中は、JA担当者が品種ごとに数回の巡回指導をし、規格を揃えている他、集出荷所に集められた梨を、部会役員やJA担当者が品質維持・向上のために1箱ずつ段ボールを開き、品質や規格をチェック。等級ごとのばらつきをなくし、市場や消費者からの評価アップを図っています。

 同部会は、27戸の生産者が約24㌶で梨を栽培。「あきづき」「新高」「にっこり」と品種を変えながら10月中旬頃まで出荷が続く。今年度は出荷量5万5000㌜(1㌜10㌔)、販売金額2億2000万円を目指しています。

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抑制キュウリ出荷スタート

 桜川市大国玉のJA北つくばキュウリ選果場で、抑制キュウリの出荷と選果作業が18日から始まりました。初出荷は、同選果場部会の生産者ら11人が184コンテナを持ち込み、選果員らがキュウリの品質を確認した後、選果機で大きさや形を選別し、等級ごとにコンベヤーに乗り運ばれ、箱詰めにして約400㌜(1㌜5㌔)を市場へ向け出荷しました。

 今年度は、7月中旬ごろから定植作業が始まり、天候に左右されることなく順調に生育。生産者の徹底した肥培管理で、病害虫の発生も少なく、良質なキュウリに仕上がりました。また、昨年は、高温や乾燥などが原因でおこる空洞果の発生が見受けられたため、対策として、今年度から新たに、同部会員の9割以上が「まりん」という品種を導入しました。この品種は、初期から多収穫となり、高品質で秀品率が上がり、食味も良いことから、生産者の所得向上が期待できます。

 同部会は2002年に設立し、14年には主体的自主運営を始めました。選果部・販売対策部の専門部を設け、パート雇用の確保に努めながら安定した生産・販売に取り組んでいます。生産者24人が約7.6㌶で抑制キュウリを栽培し、出荷のピークは9月中旬から下旬で、日量約3000㌜の出荷を見込み、11月上旬まで出荷が続きます。今年度は出荷数量12万㌜、販売金額1億6000万円を目指しています。

同部会の小島敬部会長は「今シーズンから、新たな品種を導入したことにより、単価の底上げが期待できる。コロナ禍でも、消費があり無事に流通されていることをありがたく思う」と話していました。

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2021年8月号Vol.342

・イネ縞葉枯病対策無人ヘリ防除実施
・ニュース&トピックス
・JA北つくば地域貢献活動
・この人を訪ねて
・くらし女性部
・私の味自慢
・みんなのひろば
・特集:今さら聞けない!?ネット検索のキホン
・自動車指定修理工場紹介
・相続サポート
・季節を詠む
・おたより
・インフォメーションボックス
・JAカレンダーフォト募集
・旅のご案内

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小菊出荷最盛期を迎える

 

 JA北つくば花き部会菊部は、盆の需要期を前に小菊の出荷最盛期を迎え、生産者は連日出荷作業に追われています。最盛期を迎えている3日には、約7万本の小菊を市場へ向け出荷しました。

出荷するのは、同部の生産者48人。同部は、生産者・実需者ニーズに対応した生産・出荷の取り組みや品質等は評価が高く、県の銘柄産地に指定されています。

 今年度は、天候に左右されることなく順調に生育し、品質・数量ともに良好で、昨年を上回る出荷量が期待できます。

 収穫された小菊は、JA北つくば明野野菜集出荷所に集められ、同部員らやJA担当者らが検査員となり運び込まれた小菊を全ケース開封し、目視による検査を行い、品質や出荷規格を確認しています。また、規格によって茎の半分程度まで下葉を処理し、集出荷所着時の花の咲き具合を統一するなどして、量販店が扱いやすい仕立てを行い、有利販売に努めています。

同部の早瀬勢樹子菊専門部長は、「コロナの影響により、心配された販売も順調に進み、一安心している。これからも、肥培管理や選別を徹底して、良質な小菊を生産していきたい」と意気込みを語っていました。

盆の需要期出荷は8月1日から12日で、その間約38万本の小菊の出荷を見込み、販売金額1500万円を目指しています。

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アスター盆需要前に品質・規格確認

 全国でも有数のアスターの生産量を誇る、JA北つくば花き部会アスター部は28日、結城市大木のJA北つくば西部営農経済センターでアスターの目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、結城地域農業改良普及センター職員ら19人が参加。8月の盆需要期に向けて、出荷規格や切り前などを確認し、品質の統一を図りました。今年度は、5月20日頃から定植作業が始まり、順調に生育していたが、7月11日の突風の影響により、若干の曲がりが見受けられています。出荷数量は、例年並みになる見込みです。

 目ぞろえ会では、JA全農いばらきの担当者が今年度の花きの販売経過を振り返り、市場情勢について話しました。次に、同センターの丸山裕香営農指導員が、規格や等級、出荷処理について説明。アスターの切り前の写真を用いて、集出荷場着時の花の咲き具合を確認しました。

 同部の簗瀬義美アスター専門部長は、「これからも管理を徹底して、品質・規格をしっかりそろえ、有利販売につなげていきたい」と意気込みを語っていました。

 同部は生産者17人が約2㌶で栽培。アスターは連作障害による土壌病害が発生しやすいため、畑を移動しながら輪作体系を利用した土づくりを行い、露地野菜との複合経営を図っています。今年度の出荷は6月下旬から始まり、8月中旬までに約3000㌜(1㌜100本)の出荷を見込んでいます。

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当組合における新型コロナウイルス感染者の発生について

 当組合において、7月28日(水)関城支店に勤務する職員1名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。

 当組合では、組合員・利用者の皆さまと職員の安全を最優先に考え、関係機関と連携して、感染拡大防止に努めてまいります。

詳細につきましては、添付ファイルをご確認下さい。

 

当組合における新型コロナウイルス感染者の発生について(PDFファイル)

 

「認定こども園 石田保育園」の園児の皆さまの作品展示のご案内

 JA北つくばでは、組合員や地域の皆様に、協同の輪を広げ豊かで暮らしやすい地域社会を実現するため、地域に密着した地域貢献活動として「JA共済くらしの活動」に取り組んでおります。このたび、認定こども園石田保育園様(筑西市石田)のご協力のもと、園児の皆さまに「すぐそばにあるしぜんをみつめてみよう」というテーマで素敵な作品をお寄せいただきました。園児の皆さまの元気な作品をご覧ください。なお、作品展示は当ホームページと展示日を分散してのJA店頭展示にて行って参ります。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

認定こども園石田保育園の園児の皆さま

 

1.当ホームページでの展示について
  ①各作品には園児のお名前を表示せずに掲載しています。
  ②作品の上部に各作品のJA店舗での展示予定日をお知らせしております。

2.JA店舗での展示について
  ①展示期間 令和3年8月2日(月)~6日(金)各日とも8時30分~17時
  ②展示場所 JA北つくば下館南支店(筑西市西榎生1212-1 TEL0296-24-6385)
  ③展示方法 毎日4作品を展示いたします。
        (8月2日のみ8作品を展示します)
          (8月3日~6日は毎日4作品を展示します)
  ④展示日時 各作品の展示日は当JAホームページの作品上部をご覧ください。

当JAホームページでの展示はこちらからご覧ください。

梨「幸水」出荷スタート

県内でも有数の梨の産地、筑西市で梨「幸水」の出荷が26日から始まりました。同市布川のJA北つくば下館梨共同選果場では、同選果場部会員ら35人がコンテナ397㌜を搬入。選果員が、目視で1玉ずつ傷の有無や色合いなどを厳しく確認後、選果機で大きさや形を選別、等級分けし、10㌔の箱詰めにして約600㌜を京浜市場へ出荷しました。前日には、生産者らによる目ぞろえ会を開き、選果基準の統一を図りました。

 今年度は、暖冬傾向で3月も気温が高い日が続いたため、開花時期が早まり、昨年よりも約1週間早い出荷スタートとなりました。また、梅雨の影響で、栽培管理には苦労したが、生産者の徹底した肥培管理により、みずみずしくシャリ感があり甘い梨に仕上がりました。

 同部会の菊池時男場長は、「選果選別を徹底し、消費者に信頼される良質な梨を出荷していく」と意気込みを語っています。

同市は安政4年(1857年)から梨園を開いた日本最古の梨産地の一つで、県の銘柄産地の指定を受ける。同選果場部会員は42人の生産者が約33㌶を栽培。同選果場では、部会員らが運び込んだ新鮮な梨を、隣接する直売所で購入することができ、贈答用の梨を買いにくる客で毎年賑わいを見せています。梨「幸水」の出荷ピークは8月1日から7日頃で、日量約3000㌜の出荷が見込まれます。8月下旬からは「豊水」「あきづき」「新高」「新興」「にっこり」と品種をリレーしながら10月まで出荷が続きます。今年度は出荷数量7万5000㌜を見込み、販売金額2億5000万円を目指しています。

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黒こだまスイカ「誘惑のひとみ」規格統一

JA北つくばこだま西瓜部会は8日、筑西市上星谷のJA北つくば東部営農経済センターで黒こだまスイカ「誘惑のひとみ」目ぞろえ会を開きました。生産者やJA職員ら20人が参加し、本格的な出荷を前に出荷規格の統一を図りました。今年度は、6月から交配作業が始まり着果は良好で、天候の影響に左右されることなく順調に生育。濃い黒色のスイカに仕上がり、シャリ感・糖度ともに十分で安定した出荷が見込まれます。

同部会の大久保修一部会長は「今年のこだまスイカは、作柄も良く順調な販売が出来ている。市場や消費者にさらなる高評価につなげていけるよう、しっかりと目を合わせてほしい」と部員らに呼び掛けました。

目ぞろえ会では、同センターの日向一貴営農指導員が産地情勢や出荷計画について説明。その後、生産者同士意見を交わし合いながら、サンプルの黒こだまスイカを前に形状やキズ、焼けなどの出荷基準を確認し、出荷時の規格を統一しました。

同部会は生産者14人が約2.3㌶で黒こだまスイカを栽培。収穫前にはJA担当者が試割りを行い、食味や糖度を確認し品質を管理しています。黒こだまスイカは、オリジナルブランド「誘惑のひとみ」として出荷し、果皮は黒く高級感があり贈答用としても人気が高いです。7月7日から出荷が始まり8月中旬頃まで出荷が続きます。

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ベジフルフラワーに挑戦

JA北つくば明野支店は10日、筑西市海老ケ島の同支店で、廃棄寸前やB級品の野菜を使い、ベジフルフラワーJAスペシャル講座を開きました。日本野菜ソムリエ協会認定ベジフルフラワーアーティスト・プロフェッサーのARISA(ありさ)さんを講師に招き、同市明野地区の女性たち24人が参加しました。ベジフルフラワーは、野菜や果物をオブジェやブーケに仕立てた新しいアート。このイベントは地域貢献活動の一環として、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した活動を展開することにより、地元の農産物に愛着を持ち、ベジフルアートを作成・鑑賞することで癒しを感じてもらい、JAに興味を持ってもらうことを目的に企画しました。

JA北つくば明野地区女性部の松本時子部長は、「ベジフルフラワーを体験するのは、皆さんも初めてだと思う。今日は楽しんでほしい」とあいさつしました。

講座では、地元の生産者が提供した、葉付きのニンジンやナス、ブドウなどの9種類の野菜や果物の他、トルコギキョウの生花を使いアレンジメントを制作。ARISAさんは、一つ一つの作業を丁寧にわかりやすく説明し、参加者らは手のひらの中で指を器用に動かしながら野菜の花束を作り花びんへと活け、バランスよくきれいに仕上げました。

参加者は、「始めは難しかったけど、楽しくできた。帰って子供に見せた時、どうゆう反応をするか楽しみ」と笑顔で話していました。

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JA支店に車椅子を設置

筑西市西榎生にあるJA北つくば下館南支店は9日、高齢者や身体障がい者など歩行が不自由な方にも安心して利用してもらおうと、同支店に車椅子を設置しました。この取り組みは地域貢献活動の一環として、歩行が不自由なために外出を躊躇しがちな高齢者等が来店しやすい店舗環境を整え、自ら取引できる機会を提供することにより外出意欲を高め、高齢者等にJAの組合員や地域住民としてのより一層の社会参加を応援することが目的です。

車椅子は、同支店の入り口付近に「ご自由にご利用ください」と書かれたフィールドアーチと一緒に設置する他、駐車場に身障者用駐車場と表示したサインポストを設置し、車2台分の駐車スペースを確保しました。

同支店の堀江英樹支店長は、「どなたにも利用しやすい店舗づくりが、組合員や地域の皆様のお役に立てれば嬉しい。より頼りにされる支店となれるよう今後も地域貢献に取り組んでいきたい」と話していました。

JAでは、豊かで暮らしやすい地域社会の実現や信頼されるJAを目指し、年間を通しさまざまな地域貢献活動に取り組んでいきます。

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JA職員ら水稲の基礎を現地で学ぶ

JA北つくばは8日、筑西市明野地区の水田圃場(ほじょう)で第3回営農基礎現地講習会を開きました。JA北つくば下館営農経済センター米穀課の小島大季営農指導員(専門業務従事者)が講師となり、コシヒカリ栽培の基礎的なことから病害虫防除などについて、JAの営農経済担当者ら11人に説明しました。講習会は、JAの営農経済担当職員の知識向上と指導技術の継承を目的に定期的に開いています。

JA営農経済部園芸課の吉村哲哉課長は、「JA管内でも水稲を作付けする生産者は多くいる。講習会で学んだことは、生産者と話す良いきっかけにもなるので、わからないことは質問して、理解を深めてほしい」とあいさつしました。

講習会は、同地区の生産者、須藤進さんのコシヒカリを栽培している圃場で開き、小島営農指導員は始めに、資料の栽培ごよみを基に播種から収穫までの作業について説明しました。また、若手職員が多く参加していることから、水稲一発肥料の成分や稲への効き方、中干しをすることの意味、追肥のタイミングなどわかりやすく解説した他、難防除雑草の種類や防除方法、幼穂や葉色の確認方法などを指導しました。

参加したJA真壁支店営農経済課の関本和宏さんは、「講習会で学んだことを身に付けていくために、これから自分でも勉強し、生産者の役に立てるよう努力していきたい」と意気込みを語っていました。

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