JA北つくば結城園芸部会茄子部は14日、結城市の江川多目的集会施設で令和6年産ナスの統一目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら34人が参加し、有利販売に向け出荷規格の統一を図りました。今年度は、3月下旬から定植作業が始り、4月は気温が昨年より3度~4度高く推移したことや、降雨も頻繁であったことから順調な生育であった。しかし、5月にかけて夜温が低く、時期により品質の低下も見られたが、現在は回復し良質な品質となっています。
目ぞろえ会では、JA全農いばらきの担当者が販売情勢を説明。同部の役員らが等級別に並べたナスを、市場担当者らが手に取り、傷や形状、曲り、光沢などの選別基準を確認し、梅雨時期の肥培管理を徹底することなどを申し合わせ、市場担当者は「色ツヤや形状をしっかり確認し、品質の良いナスを安定的に出荷してほしい」と強調しました。