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所得向上・活気ある産地目指し普通作部会を設立

 JA北つくば岩瀬普通作部会は14日、桜川市岩瀬のJA北つくば岩瀬支店で、同部会の設立総会を開きました。同部会員やJAの古澤諭組合長、行政、いばらき広域農業共済組合、JA職員ら35人が参加。同部会の設立にあたり3議案を提案審議し、規約や役員の承認、令和5年度の活動計画について原案通り可決しました。

 同部会は、農業経営の改善を図るため、関係機関の指導・協力により、良質な普通作物を生産し、部会員の所得向上を目指すことを目的に設立しました。同市の岩瀬地区は、普通作が盛んな地域。近年農業を取り巻く環境は厳しい状況にあり、農業経営に対する制度等も年々様変わりしています。諸問題を解決するために、準備委員会を立ち上げ、規約や部会員の加入などについて協議してきました。

JAの古澤諭組合長は「部会員同士スクラムを組んで、儲かる農業にチャレンジし、素晴らしい部会にしていってほしい。われわれJAもバックアップしていく」とあいさつしました。

 同部会は、生産者26人が約1300㌶で米や麦、大豆、ソバを栽培する。今後は、部会員間の情報交換や栽培講習会などを行い、栽培技術の向上と農業経営の改善を図り、所得向上と活気ある産地の維持・構築を目指します。

 総会で同部会の部会長に任命された堀田弘さんは「部会員とともに連携を図りながら、産地の維持・発展に努めていく。今後とも関係機関の支援をお願いしたい」と話していました。

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