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こだまスイカ「紅の誘惑」品質・規格統一

 

 JA北つくばこだま西瓜部会は10日、筑西市上星谷のJA協和野菜集出荷所で令和5年産こだまスイカの早期出荷者向け目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら約70人が参加し、有利販売に向け規格の統一を図りました。今年度は、低温や乾燥の影響で管理に苦労したが、日照量に恵まれ成熟は良好。日中と夜間の寒暖差が大きかったことから糖度は高く、形状・食味ともに十分で、順調な出荷が期待されます。

 同部会の大久保修一部会長は「これまで築き上げてきた信用を失わないよう、今シーズンも厳しい選果選別をお願いしたい。そして、平均単価3000円(1㌜8㌔あたり)を目指していこう」と部会員らに呼び掛けました。

 目ぞろえ会で市場担当者は、市場情勢や販売状況を説明し、「日本一のこだまスイカの産地として、しっかり規格を守り、良質出荷をお願いしたい」と話していました。その後、同部会の小林和成検査委員長から、色むらや傷の割合による等級の境目などを確認し、ガタつきが無いよう箱詰めすることなどを申し合わせました。生産者らは、サンプルのこだまスイカを手に、生産者同士話し合いながら規格の統一を図りました。

 JA管内の筑西市と桜川市は全国でも有数の産地。同部会は両市合わせて143人の生産者が約61㌶で栽培し、高い糖度と大玉スイカに似たシャリ感が特徴の品種「スウィートキッズ」を中心に、「紅(べに)の誘惑」のブランド名で京浜市場を中心に販売します。今年度は、ここ2年連続で目標の販売金額10億円を突破することができたことから、11億円を目指し、約37万㌜(1㌜8㌔)の出荷量を見込みます。出荷のピークは6月上旬で7月中旬まで出荷が続きます。

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