JA北つくばは1月中旬から下旬にかけて、筑西市と結城市の学校給食へ、筑西市協和地区産のハウスレタスと結城市産の秋冬ハクサイを提供しました。この取り組みは、JAくらしの活動の中で、食農教育の一環として、地場産野菜の知名度向上と地産地消につなげることが目的。給食の時間に食べてもらい、地域や農業のことを知るきっかけとし、地元の農産物に興味を持ってもらおうと企画しました。
19日には、結城市役所で秋冬ハクサイの寄贈式が開かれ、JAの古澤諭組合長や小林栄結城市長が出席。古澤組合長は「児童たちには、地元で取れた新鮮な農産物をぜひ食べてもらいたい。今後も機会があれば進んで提供していく」と話し、秋冬ハクサイを小林市長へ手渡しました。
小林市長は「新鮮な農産物を学校給食に使用して、地産地消を率先して進めていきたい。児童たちの健康管理の上でも、地元の農家さんの力で新鮮な野菜をおいしくいただけることは、教育の面でも有効だと思う」と感謝を述べていました。
野菜の寄贈は、両市内の小・中学校合わせて32校、児童数約1万1300人へ、秋冬ハクサイ56㌜(1㌜13㌔)とハウスレタス25㌜(1㌜8㌔)を、給食センターを通して提供しています。秋冬ハクサイは、JA結城園芸部会秋冬白菜部の生産者が栽培したもので、結城ブランドハクサイ「ゆうきくん」として出荷しています。ハウスレタスは、JA東部レタス部会の生産者が栽培したもので、ハウス栽培により甘くて柔らかく食味が良いのが特徴です。
1月26日には、筑西市役所で同ハクサイとレタスの寄贈式を開きました。