県内有数の梨産地である筑西市で、ハウス梨「幸水」の出荷が10日から始まりました。同市布川のJA北つくば下館梨共同選果場では、JAハウス梨部会員らがコンテナで搬入した梨を、選果員らが目視で色合いや傷などを確認し、選果機で大きさや形を選別。初出荷は、同部会員ら6人で41㌜(1㌜5㌔)を市場へ向け出荷しました。
今年度は、着果も良好に進み、天候に左右されることなく順調に生育。生産者の徹底した管理により、品質も良く数量も期待できます。
同部会は生産者7人が約2.4㌶でハウス梨を栽培しています。今年度は1万㌜の出荷を見込み、販売金額3500万円を目指しています。ハウス梨は露地ものに比べて早期の出荷が可能なことから高単価が見込めるメリットがあります。ハウス梨の出荷ピークは7月18日頃で、7月22日まで出荷が続きます。7月末頃からは主力の露地ものが出荷され、「幸水」「豊水」「恵水」「あきづき」「新高」「にっこり」と品種をリレーしながら10月上旬まで出荷が続きます。