JA北つくばこだま西瓜部会青年部は12日、筑西市上星谷のJA北つくば協和支店で、同青年部の設立総会を開きました。JAこだま西瓜部会の役員や同青年部員、JAの古澤諭組合長、行政、JA職員ら31人が参加。同青年部の設立にあたり4議案を提案審議し、規約や役員の承認、令和4年度の活動計画について原案通り可決しました。
同青年部は、栽培に関する知識や技術の習得、情報交換等を通じ経営の合理化、生産性と品質の向上を図るとともに、相互の親睦と地域農業の振興を促進することが目的。同部会は、筑西市(協和・明野地区)と桜川市(大和・真壁地区)の生産者143人が所属しており、広範囲で若手生産者が集う組織がなかったことから、設立に向け今年3月に準備委員会を立ち上げました。生産者やJA北つくば東部営農経済センター営農課の職員らで協議を重ね提案し、同部会の下部組織として設立を迎えました。
同部会の大久保修一部会長は、「今シーズンのこだまスイカは、20年ぶりに10億円を突破した。これからもみなさんには、期待し頼りにしている。様々な活動に参加し、新しい風を部会に吹き込んでほしい」とあいさつ。古澤組合長は、「こだまスイカの一大産地となった若手生産者のみなさんは、とても生き生きしている。みなさんの活躍を期待している」と激励の言葉を贈りました。
総会で同青年部の部長に任命された野口真一さんは、「青年部員が一丸となり、これからこだま西瓜部会を盛り上げていきたいと思う。みなさんの協力をお願いしたい」と意気込みを語っていました。
同青年部は、45歳以下の生産者22人で構成され、講習会や視察研修、消費宣伝の他、地元の保育園や幼稚園への食育活動などに取り組みます。また、昨年12月に設立した、北つくば農協東部生産部会連絡会の会員として、持続可能な農業の確立に向けた活動にも参画していきます。