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春トマト最盛期を前に販売検討会

JA北つくば結城園芸部会施設園芸部は12日、結城市大木のJA北つくば西部営農経済センターで春トマトの中間販売検討会を開きました。同部役員やJA職員ら8人が出席し、市場2社の担当者らはウェブで参加しました。同部は、JA北つくば結城トマト選果場を自主運営していることから、今年1月からの販売経過を振り返り、4月下旬からの出荷最盛期に安定した出荷を図るため、出荷量を調整して無休で選果場を稼働し、連日出荷する体制を確認し、意見を交わしました。

今年度の春トマトは、生産者の徹底した肥培管理と天候にも恵まれことで順調に生育。3月までの出荷量は、全体量少なかった前年を上回り、約171㌧で前年比113%の実績となりました。

選果場の場長も務める森田修一部長は、「気温も高くなり、若干小玉傾向ではあるが、順調な出荷が続いている。これから出荷最盛期に向けて、しっかりと良質なトマトを生産していく」と話していました。

検討会では、JAの営農指導員が販売情勢や他産地の状況を説明。同選果場の山田肇生産対策委員長が、3月下旬に行った圃場巡回での作柄や病害虫の発生状況について話しました。市場担当者らは、市場情勢や産地への要望などを話し、「品質・数量ともに安定している。これから気温も上がってくるので、品質管理の徹底と正確な情報提供をお願いしたい」と強調した。その後、同選果場の一ツ木幸雄販売対策委員長が議長を務め、有利販売に向けさまざまな意見が交わされ、今後の販売方針を確認しました。

 同部は生産者14人が約4㌶で春トマトを栽培し、「いまどきトマト」の名称でブランド化しています。出荷のピークは5月中旬で、7月下旬まで出荷が続きます。同選果場は今年度、約800㌧の出荷量を見込み、販売金額2億円を目指しています。

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