JA北つくば女性大学なでしこスクールは15日、第10回講座「救命救急・詐欺被害防止講習会」を筑西市西榎生のJA北つくば営農経済センターで開催しました。受講生ら15人が参加し、緊急時に備え、救命に必要な知識と適切な対処法を身に着けた他、年々巧妙化する詐欺被害に遭わないための防止策を学びました。また、開催については、新型コロナウイルス感染予防のため、換気を良くし、検温や手の消毒、マスクを着用して対策を取りました。
救命救急講習会では、筑西消防署の職員が講師を務め、救命処置の流れや胸骨圧迫・人工呼吸などの心肺蘇生、自動体外式除細動器(AED)の使い方を説明。受講生らは、積極的に同署職員に質問し、対処法を身に付け、熱心に訓練しました。
続いて、詐欺被害防止講習会では、筑西警察署の職員が講師を務め、今年の茨城県における詐欺被害の状況や金額等を説明し、詐欺に遭わないための防止対策について講義を行いました。
参加した受講生は「救命や詐欺被害など、いつ自分の身に起こるかわからない。いざという時に冷静に対処していきたい。とても為になる講習会だった」と話していました。
同スクールは、生活や文化、教養、農業などの学習を通じて生活の充実を目指し、明るく心豊かな家庭や地域の仲間づくりを広げることを目的にさまざまなカリキュラムを月に1回のペースで開いています。