桜川市の長方にあるJA北つくば岩瀬育苗センターで、水稲苗の出荷が始まりました。出荷は4月27日から始まり、5月1日から3日にかけて最盛期を迎え、ピーク時は苗箱(プラスチック製60㌢×30㌢)日量約3000枚が出荷され、連休中は職員やパートの他、配達員を含め15人体制で出荷作業行われました。
同センターでは、平成2年から苗を生産・販売しており、同市岩瀬地区を中心に近隣地域の農家約180戸の注文に応じて苗を育てる。水稲用のビニールハウスは全23棟で、水管理が容易で労働力も軽減できる水耕栽培に取り組んでいます。田植え前の段階まで育てるコシヒカリの緑化苗のみを生産し、今年は約1万6500枚を出荷しています。
今年は、天候にはめぐまれなかったものの、苗の生育には適した日が続いたことで、根張りも良く、しっかりとした良質な苗に仕上がりました。