JA北つくばこだま西瓜部会は8日、筑西市上星谷のJA北つくば協和野菜集出荷所でこだまスイカ目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら約70人が参加し、有利販売に向け規格の統一を図りました。
今年は定植ピークが1月上旬から中旬と、前年よりも前進した。年内からの暖冬・乾燥の影響により根張りが弱く、例年よりも栽培管理に苦戦する年となり、現在でも、昼夜・日々の気温差が大きく、ハウス内の温度管理に気を使う状況が続いています。現在は、日量約1500~2000㌜(1㌜8㌔)の出荷となっており、2月下旬以降、天候に恵まれず交配作業が困難であったことから、4月中の出荷は厳しいことが予想されます。
JA管内の筑西市と桜川市は全国でも有数の産地。同部会は両市合わせて142人の生産者が約61㌶を栽培します。出荷のピークは5月下旬から6月下旬となり、今年度は約40万㌜の出荷量を見込み、販売金額12億円を目指します。また、JA北つくば協和直売所やファーマーズマーケット「きらいち」では、新鮮なこだまスイカを購入することができ、毎年、県内外からこだまスイカを求めて多くの客が足を運びます。