JA北つくばは29日、県内の日本農業実践学園と鯉渕学園農業栄養専門学校、茨城県立農業大学校の学生を対象とした産地研修及び意見交換会を開きました。生産者や行政、JA職員ら41人、教職員8人、農業法人への就職や独立就職を希望する学生ら51人が参加し、梨や米、小菊を視察し、意見を交わしました。JAでは、行政機関や農業三士と連携を図り、就農相談体制を確立し、地域が一体となって就農相談から定着までの新規就農支援に取り組んでおり、現地において農業の魅力を学ぶことで、農業を志す若者を育成・支援し、将来的な担い手確保につなげることが目的です。
研修では、昨年新設されたJA北つくば梨選果場を見学し、梨や小菊が栽培されている圃場(ほじょう)や米の乾燥施設を視察。各品目を栽培する生産者が経営規模や栽培方法、病害虫防除などについて詳しく話しましたた。学生らは、収穫量や栽培の注意点など積極的に質問し、知識を深めました。