JA北つくば明野青年部は19日、毎年恒例となっているしめ縄に使用する稲の田植えを行いました。同青年部員13人とJA北つくば明野支店の職員7人が参加しました。この取り組みは、平成元年から続く伝統行事。現代の田植えは、機械を用いて短時間で作業効率を上げ行なっていますが、神棚に備える神聖な稲を育てることから、手植えで心を込めて作業を行います。しめ縄作りは、当初、JA職員が講師となり作成・指導を行っており、その教えが代々引き継がれ、現在は、同部員全員が作り方を習得しています。
同部の松本幸哲部長は「手植えをすることは、我々農家にとっても貴重な体験になっている。今年は、JAの総代会で明野青年部の活動が認められ、営農振興功労表彰を受けることが出来たので、これからも地域農業の振興に貢献していきたい」と話しました。